バリュー投資 株の本当の価値を問う
「バリュー投資 株の本当の価値を問う」のレビュー・感想

【基本的な事が書いてある 初級者かやや中級者向け】
この手の本はいかに バリュー投資が有効なのかの解説にページを裂かれることが多い。
その点 今はとうとうバフェット氏が世界一の億万長者になり、実証されたということになるだろう、2008/8現在 株価は低迷しており、さらに下落基調にある。
この時期にこの本を読むと納得することも多い。訳も読みやすく、スラスラ入ってくる。
バリュー投資の本は数冊でているので、その中の一冊として組み込むのは悪くない。

【「バリュー投資?」】
という人向けにバリュー投資の基本的スタンスを伝える基本書
ということで具体的な手法についての記述は乏しく
バリュー投資についての知識がある人には得るものは少なく
本当に投資初心者向けの本といった感じ
翻訳本にありがちな奇怪な訳は少なくスラスラ読めるが
専門用語の説明が不十分に感じるところもチラホラ

【バリュー投資の基本哲学が学べる】
バリュー投資の優位性がさまざまなデータとともに書き示されている。すでにバリュー投資を学んでいる人にとっては当たり前の内容も多いかもしれないが、この本に書かれていることを肝に銘じ実践すれば、投資のパフォーマンスは大きく向上するだろう。p.101にある見識のある企業による買収案件と自分の投資先を比べてみるという部分は大いに参考になった。ただ、具体的な企業の評価方法を学ぶのには適していないので、そこはご留意いただきたい。

【長期投資のための名著】
シーゲル博士級の名著です。林康史先生は、いつも素晴らしい本を紹介してくれます。
「ウォール街のように無駄に将来の利益予想を求めることではなく、利益実績が安定しており、将来的にある程度の予想が可能な企業を探すこと」が大切だと著者は教えてくれます。
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